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イタリア観光日本人客急減 [旅行アドバイス]

特に日本人旅行者の減少が激しいことから、ローマ市は日本語の公式観光ウエブサイトを初めて開設
http://jp.turisumoroma.it/
このブログを見て行きたくなるほどの内容のブログではなかった。リラからユーロになり、物価高で私もここ6年間は遊びに行っていない。

“現象の原因にイタリアは、世界遺産の数が世界で最も多い、豊富な観光資源にあぐらをかいてサービスの水準が低い、といった構造的な原因も指摘される。(朝日、夕090718)”朝日新聞の南島信也氏の分析記事は間違っているだろう。

イタリア観光.jpg
観光データー.jpg
イタリアは観光を国際収入資源として生きていくことを決めてからの各都市の努力は、広場の中で紹介しているように、伺える。
つまり、観光客急減はイタリア当局に問題が有るのではなく、イタリア企業と日本人観光団に問題が有る。今後も観光客の人数に大きな変化はないだろう。理由は企業の過剰日本進出日本人の棚から牡丹餅の旅行気分にあると思う。

そもそもイタリア観光をする日本人観光団の目的は、イタリアの歴史、街の美しさを堪能するのでなく、ショッピングがメインだ。そして、企業進出、イタリアしかなかった有名ブランド品がほとんど日本で売られている。売られているというのでなく、彼らが売りに来た。イタリア人でさえ、ほとんど持っていない、これほどに売れるとは思わない物が売れるから、彼らも驚いたのだろう。日本人にとっては、わざわざ、イタリアに行かなくても安く(ユーロはドルより強い、高い)買える。

海外旅行は、50歳以上の高齢者は、初めての海外旅行にはほとんど興味がない。この世代は、若い頃に海外経験の有る人ぐらいしか期待できない。高齢者になると年齢と距離は反比例する。そして、20代は経済的余裕がない、期待できるのは30〜40代。日本経済の動向に左右される世代。自分のスケジュールで、自分の嗜好で行動する彼らがこの業界を支えるかもしれない。

これからは本当にイタリアが好きな人が訪れると思う。
観光客が97年度の217万人、今年09年には100万人前後に減少することを予想している。日本人観光客は、近場の中国、東南アジアを中心にした観光だろう。一方、休暇7日以上のヨーロッパ、特にイタリアの場合は、今後増加しても50万人前後で、集計的には100〜150万人だろう。
 観光地として、イタリアに期待したいことは、治安に気をつけて欲しい。7年前、子供がパリでパスポートを盗まれた。1時間ばかりの説明、書類作成で海外旅行を続けられた。これも、ヨーロッパ共同体になったおかげだった。
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