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目白庭園 赤い鳥 [日本のひろば]

『目白庭園』
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住宅街区にある目白庭園、広さは清澄庭園の13分の一程度、2800㎡。http://musashinosekkei.blog.so-net.ne.jp/2008-11-16-2


広さはイタリアの広場のグッビオにある広場http://www.gubbio.jp/town/gubbio-album01.html程度




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朝9時(開館時間午前9時~午後5時)に偶然見かけた無料の庭園。赤鳥庵と長屋門と六角浮見堂が建っている。「赤鳥庵」の由来は大正7年創刊された、子供のための文芸雑誌「赤い鳥」にちなんでいる。

ゆっくり落ち着いて、一人で自分の時間を愉しむことができる。住宅街には最適な贅沢な場所だ。

日本の庭園がイタリアの広場と同じように考えるのは、ちょっと抵抗がある。狭い街路から突然に解放された広い場所が現れるのは、共通している。

そして、街路が陰な空間ならば、庭園、広場は陽な空間だ。

異なることは、イタリアの広場は街路と一体になった、パブリックな空間。一方、日本の庭園は門をくぐる閉鎖した場所、プライベート空間だ。

池(36m×22m)の周囲を巡りながら随所に自然の造形美に出会える回遊式庭園

水辺に近い飛び石からの眺めや滝見台からの眺めは景観を一変させ同じ庭園とは思えない変化を楽しませてくれます。

四季折々豊かな自然の縮景、日本の伝統文化と自然のさまざまな表情、滝の音、水の流れ、鯉、石塔、周辺の住宅の家並み(現実社会)から切り離すための築山によって、創られた庭園を赤鳥庵のベランダ下からみる景観構成が建築的造形美を思わせる。
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